村田町中央公民館を会場に開催された「平成27年度地域福祉講演会」。地域の様々な社会資源を活用し、必要なサービスを新たに生み出し、豊かな社会資源を地域につなげていくそして、今求められる地域の地域力を高めるために、住民がどう役割を果たすべきか、地域としての視点や方策について講演会が開催されました。
講演では、仙台白百合女子大学人間学部心理福祉学科 志水田鶴子氏から新しい総合支援事業、包括的支援事業を踏まえて「地域包括ケアシステム」。「地域住民のつながりや見守り」住民による支え合い活動が「地域支援」。地域にはたくさんの資源があること、資源が多機能になった時に、地域のつながり、資源としての活用できること「地域住民はできないことを探すより、できる力を発見すること」「できないことをできるようにすることは難しいが、できることを増やすことは容易である」。今回の講演テーマである「地域で考え地域でできること」とは、まさしく「地域に何ができて何ができないか」「できることをできるときにできる人が」自分たちでつくり出した地域が、今後自分たちでどのようにしていきたい「地域なのか」を考えるきっかけづくりになりました。
今回の講演は「今求められる地域力」を考えさせられながら、今後の地域包括ケアシステムにおける「地域の考え方」の第一歩につながったと感じる講演会でした。聴くことも大切、しかし「地域」のフィールドでできることを発見できた講演会でした。
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