2016年2月15日月曜日

福祉体験教室 盲目のドラマーとの交流会

平成28年2月15日(月)

 村田第二小学校で開催された福祉体験教室。ゲストティチャーとして盲目のドラマー佐藤尋宣さんと奥様の千嘉さん。
3校時目に、3年生そして4年生と一緒に視覚障害の勉強。小学校まで少しだけ目が見えていたこと、4Bの鉛筆でノートに書いていたこと、4Bの鉛筆の文字が見えなくなってマジックで書くようになったこと。高校生で視力を失ったこと。しかし、日常の生活はみんなと一緒で、困った時は、声を出して周りの人たちに助けてもらうこと。




 尋宣さんの日常を紙芝居にした「ベアドン」。白杖を使って出掛ける様子、食堂で注文する際の様子など子供たちにとって、「視覚障害」を目で感じて心にとめる時間だったようです。
ドラムで一緒に演奏して合唱。



 4校時目は、5年生と6年生。尋宣さんの日常生活のこと。質問であった「日常生活でどんなことが困っていますか?」について「何も困っていないと話す」尋宣さん。奥様からも、「一人で電車に乗って仕事に出掛けるし、一人で買い物に行って料理もするし」と。


 尋宣さんからのドラムの演奏に子供たちも驚いた様子。視覚障害にとって「音」の大切さを実感させられました。私たちが自分たちにとって当たり前なことは、「障害」という部分で勝手に大変としてしまっているのではないかと、話してくれた尋宣さん。




最後は、一緒に給食を食べながらの交流。子どもたちがメニューと皿の場所をしっかり教えてくれた給食。給食の片付けも一緒におこなうことで、「自分たちに何ができること」を考えらせらた貴重な時間でした。



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