2013年6月26日水曜日

平成25年度村田町社会福祉協議会理事研修会

平成25年6月24日(月)

 東日本大震災で未曾有の被害があった「女川町」。しかし 「支えてくれる人が地域にいる」「いざという時に助けてくれる地域がある」。「地域で暮らす一人ひとりがボランティア」。女川町社会福祉協議会役職員そして、地元ボランティアが震災時のボランティア活動の様子を聞くことで、今後の自分たちの地域福祉活動へ向けて一歩前に進む情報交換を展開することを目的に開催されました。



 
女川町社会福祉協議会理事8名、村田町社会福祉協議会理事10名。女川町社会福祉協議会職員から、震災発生からの役職員の動き、災害ボランティアセンター立ち上げ、震災の中での役員任期満了の選任、全国各地からの支援、本来の地域福祉事業への展開等様々なお話しを頂戴しました。


情報交換会では、仮設住宅へ住み方々そしてみなし仮設住宅へ住む方々の今後の災害復興住宅へ移転しての「コミュニティづくり」。今、ある既存の「コミュニティ」が今後どのようにしたらいいのか。人と人とがつなぐ中で、生活ステージをどのようにしたらよいのか、息の長い生活基盤の確保がまだまだ続くなど、復興・復旧といった目に見えるものが進むのも遅く感じられるのに、「コミニュティ」といった人と人のつながり・絆の復興・復旧は本当の意味で難しく、息の長いものを感じました。


女川町社会福祉協議会理事がお話した「10年長い目で考え、地域に寄り添っていく」と。地域基盤そして、本当の意味での「地域福祉」を考えさせられた研修会でした。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿