むらた手話サークルから末永はるみさん、大宮まゆみさんを講師に、村田、沼辺の両児童館にて手話体験が行われました。
末永さんは二才の頃から聴覚障害を患い日常的に手話でのコミュニケーションをとっていることから、普段の生活で困っていることを模造紙にまとめたものと手話をまじえてお話しいただいたり、「こんなときはどうしてるの?」といった子どもたちの質問に答えていただきました。私たちが何気なく生活している中でも、聴こえないことによってこんなにも不便な思いをしていることと、工夫されていることを知って子どもたちは驚いていた様子です。
実際に手話を使って挨拶や自己紹介を体験します。
先生に教わりながら、貼り出された五十音の手話に沿って一文字ずつ真剣に覚えていく子どもたち。濁点や小文字などがはいって途中で止まってしまう子もいましたが、先生や周りの子どもたちのフォローで全員が名前を表すことができました。
最後に末永さんからの「耳が聞こえない人は周りから見てわかりにくいけど、こまったら助けてね」という言葉に強くうなずく子どもたちからは頼もしさを感じました。
今回講師としておいで下さったむらた手話サークルさんは毎週金曜日に中央公民館で活動していますので、興味を持たれた方はこの機会に手話の世界に触れてみてはいかがでしょうか?